食品の「無添加」表示禁止では食の安全は守れない!「食品添加物表示制度」改正の撤回を!

提出先:日本政府(消費者庁)
実行者:
子どもの健康を心配する親

政治
食品
消費者庁が「食品添加物表示制度」を改正し、令和4年4月製造分から「無添加」、添加物の「不使用」などの商品パッケージに表示することをが禁止になった。
健康のためにできるだけ添加物は避けたいと、表示を頼りに購入していた消費者にとってはこれは悪いニュースでしかない。なぜ健康志向の高まりと逆行するこのような事態が起きているのだろうか。
消費者庁の説明では、「“無添加”や“不使用”などと表示することで、"添加物を使っていない商品のほうが体によい"というメッセージを消費者に与えてしまうのはよくないから」と説明している。
添加物を使用することにより、大手食品会社は加工食品を安く大量生産することができるが、小規模の食品会社ほど「無添加」や「着色料不使用」の食品を開発して独自色を出そうと企業努力を重ねてきた。
そしてそのことは健康志向の高い消費者のニーズを満たすものだったが、今回の法改正により、消費者が無添加の食品を正しく判断できなくなるだけでなく、コストをかけてでも無添加の商品を作ってきたメーカーにとって大打撃となり、結果として日本の食卓が食品添加物だらけになってしまうことに繋がりかねない。
健康のためにできるだけ添加物は避けたいと、表示を頼りに購入していた消費者にとってはこれは悪いニュースでしかない。なぜ健康志向の高まりと逆行するこのような事態が起きているのだろうか。
消費者庁の説明では、「“無添加”や“不使用”などと表示することで、"添加物を使っていない商品のほうが体によい"というメッセージを消費者に与えてしまうのはよくないから」と説明している。
添加物を使用することにより、大手食品会社は加工食品を安く大量生産することができるが、小規模の食品会社ほど「無添加」や「着色料不使用」の食品を開発して独自色を出そうと企業努力を重ねてきた。
そしてそのことは健康志向の高い消費者のニーズを満たすものだったが、今回の法改正により、消費者が無添加の食品を正しく判断できなくなるだけでなく、コストをかけてでも無添加の商品を作ってきたメーカーにとって大打撃となり、結果として日本の食卓が食品添加物だらけになってしまうことに繋がりかねない。
消費者庁の大企業優遇は今に始まったことではない。すでに消費者庁は、添加物のネガティブなイメージを軽減するために「人工甘味料」の“人工”や、「合成保存料」の“合成”といった表示を、国会での議論を経ることなく令和2年7月に表示用語から削除している。
安全基準についての問題
消費者庁が「添加物」の表示を禁じるのは「国が認めた添加物は安全」という前提に立っている。「お上が決めたことに間違いはない」という上から目線だが果たしてその内容は正しいか?
添加物の安全性というのは物質分析や動物実験などを介し、科学的データに基づいて評価されるが、動物実験だけで十分と言えるのか。
基準は成人男性に対する許容量が基準とされるが、妊娠中の方や子供、高齢者への影響はどうなるのか。また国の指定添加物は、定期的な安全性の評価から使用禁止になることもあれば、再認可されることもある。
1969年、日本とアメリカでズルチン、チクロという人工甘味料が、発がん性があるという疑いで使用禁止となったが、サッカリンという人工甘味料はその後、日本だけで再認可されている。
現在は人工甘味料であるアスパルテームの危険性が示唆され、論争が起こっていますが、日本では現在でも清涼飲料水などに使用されている現実がある。
加えて天然添加物であっても「既存添加物」と呼ばれるものは、古くから一般的に利用されてきて危険性が低いということから利用され続けてきた添加物であり、科学的検証に基づく安全性が認められていないものもがある。
以下、海外との比較を踏まえた資料・データを掲載します。

他の国では食品添加物を減らす傾向にあるが、その理由として食品添加物には「発がん性、心臓病、アトピー性皮膚炎、うつ、不妊症、催奇形性、精子減少」などの有害性が含まれるという研究結果が出ているからです。以下、代表的な食品添加物の例です。
【マーガリン、ショートニング】
.jpg)
含有食品:菓子パン、クッキー
用途:サクサク感を出す
備考: バターなどや手間のかかる調理をせず、サクサク感を出せることから、クッキー類に広く使わています。これらトランス脂肪酸含有量が多いものは、アメリカをはじめ台湾やカナダ、イギリス、スイスなどで禁止または使用制限がかかっています。
【アスパルテーム L フェニルアラニン化合物】
.jpg)
含有食品: ガム(板&粒タイプ)、ノンカロリー食品(ダイエット飲料、アイス、ゼリー、健康飲料)、アメ
用途:甘味料(砂糖の200倍の甘さを持つ)
備考:アセスルファムカリウム(項番5)と併用されることが多いです。使用するメーカーとそうでないメーカーに大きく分かれます。以前は、板ガムには含まれていませんでしたが、最近はほぼすべてのガムに入っています。最近はスナック菓子など、主に甘味を感じないものにまで使用されるようになりました。
【合成着色料 各色】
.jpg)
含有食品:お菓子類(アメ、ゼリー、和菓子)、アイス類・かき氷、飲料、お酒、福神づけ、ソーセージ、うに
用途:食品の着色
備考:「身体に悪そうな色!」ということで避けている人は多いのではないでしょうか。よくある海外のカラフルなお菓子に使われているものです。
食品以外にもシャンプーや合成洗剤、はみがき粉にも多く使われています。着色料でも、◯◯号と書いていないものは安全なものが多いです。最近は海外でも使用禁止の国が多いようです。
【リン酸塩】
.jpg)
含有食品:ソーセージ、チーズ、はんぺん、ワイン、麺類、飲食店のコーヒー
用途:食感の矯正、増量剤
備考:使用する事でカリウムをKと表記することもあります。近年は増量剤として、コーヒーの量を増やす用途での利用が多いです。
【亜硝酸塩】

含有食品:ソーセージ、ハム、ベーコン、魚肉ソーセージ、いくら、たらこ、野菜
用途:発色剤
備考:塩をナトリウムと表記することもあります。 主には色を鮮やかにするためのものです。ソルビン酸カリウムと共に使われることが多いです。市販のものは大抵入っているので、残念ながら、外食時はかなりの確率で避けられないと思います。家で調理するものは、無添加食品を買うのがおすすめ。
これらの例はごく一部であり、実際にはより多くの添加物が食品加工品に入っており、日本政府は添加物について規制を強化するどころか、逆行して大企業の利益を優遇する傾向にある。
「無添加」や添加物「不使用」の表示で消費者のイメージを誤認させることを懸念するのであれば、表示されている添加物の安全性、安全とされる基準値を説明し、示すことに努めればよいではないか。
大企業の利益優先で消費者の食の安全を欠いている本改正の撤回と、日本の食品添加物に対する対応の全面的見直しを求めます。
【参考動画】
「無添加」や添加物「不使用」の表示で消費者のイメージを誤認させることを懸念するのであれば、表示されている添加物の安全性、安全とされる基準値を説明し、示すことに努めればよいではないか。
大企業の利益優先で消費者の食の安全を欠いている本改正の撤回と、日本の食品添加物に対する対応の全面的見直しを求めます。
【参考動画】
署名数
209名
69%
もう少しで署名数が300名に届きます。
寄付総額
3,500円
寄付数
4名
コメント(51)

日本の添加物は他国に比べ異常な数は明らか日本人を病気にしているとしか思えない政策。声をあげないとヤリタイ放題です。

パキ
本署名活動に賛同します。

まこもも
なぜ日本政府は安心安全なものを日本人に与えようとしないのか、判断基準になる表示を目隠ししようとしている。
農薬・添加物が神経系への影響も語られており(論文あり)発達障害・その二次障害・精神疾患が確実に増えてきている。個別級は20年前の5倍になっている(近隣の小学校個別級人数30人~40人)。許容するより欧州のように規制していかないと、今後社会保障の額は益々増えていくことを危惧したほうが良い。
その他の署名活動
署名数
209名